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事例紹介

CASE

泡立ち

水溶性切削油の泡立ちを防止して、クーラントの使用量を15%削減した事例

クーラントの泡立ち改善事例

導入前の課題:水溶性切削油が加工中に泡立ち、タンクから漏れる現象が頻発

導入後の効果:泡立ちによるオーバーフローが無くなり、クーラントの使用量を15%削減

お困りごと(導入背景)

新潟県の企業様からご依頼いただきました。
こちらの企業様は、水溶性切削油が加工中に泡立ち、タンクから漏れる現象が頻発していました。
その都度、作業者が機械を停止してタンク周りを清掃し、クーラントを補給することで対応していましたが、クーラントを補充する手間と費用、機械の停止する時間が多く、生産効率の悪い状況でした。
また、泡立ちは同時に切削油の供給不足による加工性の低下や、部品の加工不良が起こる可能性を高めるので、大変困っていました。
他の切削油を使ってみたものの、同じ現象が起きていました。

選定理由

機械を確認したところ、タンク内のフィルターに目詰まりが発生しており、水溶性切削油による泡トラブルの原因となることがあるとのことで、フィルター目詰まりの原因となっているべたつきの少ない油剤を提案しました。

導入後の効果

水溶性切削油の泡立ちを防止して、クーラント液の使用量を15%削減した事例

弊社でクーラントの入れ替え作業と併せて、フィルターを含めて念入りにタンク内を清掃したところ、フィルターが目詰まりしにくくなり、泡立ちによるオーバーフローが無くなりました。
クーラントの使用量はおよそ15%削減され、年間約5万円の経済効果、オーバーフローの発生により行っていた清掃や補給作業が無くなったことによる生産効率の改善に寄与しました。

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