1. HOME
  2. 事例紹介
  3. テーマから選ぶ
  4. 加工性、工具寿命延長
  5. 砥石の目詰まりを防止し、研削加工で発生していた焼けを解消した事例

事例紹介

CASE

加工性、工具寿命延長

砥石の目詰まりを防止し、研削加工で発生していた焼けを解消した事例

導入前の課題:平面研削加工で砥石が頻繁に目詰まりし、製品に焼けが発生していた。

導入後の効果:研削油の切り替えと適切な使用方法で管理したことで、製品の焼けが解消した。

お困りごと(導入背景)

新潟県で作業工具を製造している企業様よりご相談いただきました。

平面研削加工で他社の水溶性研削油を使用している中で、頻繁に砥石が目詰まりし、製品に焼けが発生していました。研削油を納入している業者に相談したものの、原因や対策がわからないということで、なかなか改善できていませんでした。そのため、焼けが発生する度に砥石のメンテナンスや製品の再研削を実施しており、生産効率の悪い状況が続いていました。

選定理由

実際に加工現場を確認したところ、機械には錆が発生し、研削油は茶色く濁っている状況でした。この状況から研削油に他油や錆の粉末が混入し、砥石を目詰まりさせていることで焼けが発生していると考えました。

そのため、液のべたつきが無く、錆止め性と洗浄性に優れる研削油への切り替えを提案しました。さらに、機械や製品の錆の発生を抑えるために研削油を適切な方法で使用できるよう、弊社より定期的に液の状態確認を行うなどのサポートを実施いたしました。

導入後の効果

弊社がご提案した研削油の使用と、適切な使用方法をお客様に実践していただいたところ、研削油は入れ替えてから3年経過してもキレイな透明の液のままです。他油や錆の粉末が混入せず、加工に必要な洗浄性と冷却性を持続できているため、焼けの問題も解消しました。

お気軽にお問い合わせください。

潤滑油、切削油などの提供から廃液の回収やリサイクルにいたるまで、
工業用油剤に関するお困りごとは長岡石油までご相談ください。

お問い合わせはこちら

関連事例