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事例紹介

CASE

加工性、工具寿命延長

金型寿命を2.3倍にし、年間20万円の費用削減に成功した事例

導入前の課題:金型の摩耗が早く、製品不良とメンテナンスコストの負担が大きい

導入後の効果:生産効率の向上+年間20万円のコストダウンに成功

お困りごと(導入背景)

生産効率を上げながら、年間20万円の費用削減に成功

新潟県の企業様からご依頼いただきました。
こちらの企業様は、建築足場パーツのスウェージング加工に高性能絞り加工油を使用しており、金型がすぐに摩耗してしまい、製品に不良が出ていました。
いろいろなメーカーを試しましたが、現在使用中の油剤が一番性能が良く、それ以上の油剤が見つからない状況でした。
金型寿命が悪いと金型を交換する手間と費用、さらには機械が停止する時間が多く、生産効率が悪化します。
また、金型のメンテナンスにも高額な費用が掛かり負担が大きくのしかかっていました。
何とか金型寿命を延ばし歩留まりアップとコストダウンを図りたいと考えていました。

選定理由

生産効率を上げながら、年間20万円の費用削減に成功

加工機械を確認したところ、かなりきつい絞り加工で、一般的な添加剤で構成されている絞り加工油では加工性の向上が難しいことが見えてきました。
そこで、あるメーカーの特殊な極圧添加剤が入った高潤滑性絞り加工油を提案しました。

導入後の効果

生産効率を上げながら、年間20万円の費用削減に成功した事例

テストした結果、現行の絞り加工油と比較して2倍以上の金型寿命(金型1つ当り11,000⇒25,150パンチ)を達成しました。
金型交換の回数が半分以下に減ったことにより、全体として生産を停止する時間が少なくなり、生産効率の向上が実現できました。

また、金型のメンテナンス費用も半減したことで、年間20万円の大幅なコストダウンになりました。

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