環境対応、省エネ 冬場の暖気運転短縮と、始動時の騒音軽減を実現した事例 導入前の課題:冬場の暖気運転短縮と、始動時のポンプ負担による騒音軽減が課題 導入後の効果:課題を解決することができた上に、工作機械の消費電力10%削減 お困りごと(導入背景) 新潟県の企業様からご依頼を頂きました。 こちらの企業様では、工作機械の油圧用として、機械メーカー推奨の一般耐摩耗性油圧作動油を使用しておりました。油は定期的に交換していることもあり、状態は良好でした。 しかしながら、冬場の始動時にポンプ負荷が大きく、運転音が大きくなる事による作業環境の悪化や暖気運転の時間による無駄など、周囲の方々は問題と感じつつも寒い時期での限定的のなものという思いから、改善に着手することができていませんでした。 選定理由 冬場の暖気運転時間によるロスや、ポンプ始動時の音増大の改善策として、省電力型油圧作動油のご使用を提案いたしました。 使用する事により、冬場の暖気運転の時間短縮、そして、始動時のポンプ負担も大幅に軽減することが見込める点、それにより消費電力の削減も見込めることから、測定器で従来ご使用の他社品(交換前)の消費電力と、省電力型油圧作動油(交換後)の消費電力をそれぞれ測定し、比較する事を条件に油剤交換を実施しました。 導入後の効果 問題として挙がっておりました、暖気運転時間の大幅短縮、始動時のポンプ音の増大が交換後は軽減しました。そのため、作業員が冬場は暖気運転のために定刻より40分ほど早く工場に出ていましたが、その必要が無くなり、運転音がストレスになることも抑えることができて、作業環境の改善につながりました。 また、消費電力につきましては、従来ご使用の他社品に比べ、省電力型油剤へ変更後、全体で10%以上の削減が確認できました。 お気軽にお問い合わせください。 潤滑油、切削油などの提供から廃液の回収やリサイクルにいたるまで、 工業用油剤に関するお困りごとは長岡石油までご相談ください。 お問い合わせはこちら グリースを切り替えることで、電気使用量の削減に成功し... 低発泡油剤と泡立ちにくい防錆液の併用で、錆と泡立ちの...