腐敗、臭気 クーラントの交換費用を約70%削減した事例 導入前の課題:浮上油が回収しきれず、水溶性切削油が1年で腐敗 導入後の効果:安定した加工性能を保ちながら、クーラントの交換費用を約70%削減 お困りごと(導入背景) 新潟県の企業様からご依頼いただきました。 こちらの企業様は、クーラントに混入した他油を回収するために、ベルト式の浮上油回収装置を使用していましたが、五面加工機の水溶性クーラント(1,000L)に、ワークの防錆油や機械の摺動面油といった他油の混入が非常に多く、なかなか他油が回収しきれていない状態であったため、加工後のワークにべたつきが出ており、水溶性切削油も1年で腐敗してしまう状態でした。 選定理由 水溶性クーラントに、水中ポンプを使用した浮上油回収装置を設置することを提案しました。 クーラントにフロートを浮上させ強制的に吸引するタイプで、通常のベルト式浮上油回収能力の10倍以上の回収能力があるため、終業後にスイッチを入れた翌朝にはすべての浮上油が回収されており、非常に驚かれていました。 導入後の効果 水中ポンプを使用した浮上油回収装置の導入により、機械が稼働していない時でもクーラントをタンク内で循環させるため、腐敗を促進させる浮上油を回収すると同時に臭気を発生させる菌の発生を抑制もでき、3年間クーラントの交換が必要なくなりました。 機械やワークのべたつきも解消し、またクーラントの冷却性能も維持することができるため、安定した加工性能を保てるようになりました。 さらには小型で持ち運びが出来る為、1台で社内の10数台の機械の浮上油回収が可能となりました。 お気軽にお問い合わせください。 潤滑油、切削油などの提供から廃液の回収やリサイクルにいたるまで、 工業用油剤に関するお困りごとは長岡石油までご相談ください。 お問い合わせはこちら 水溶性研削油の腐敗と残渣不良トラブルを解消し、同時に... 有機溶剤中毒予防規則に対応しながら、工程を短縮するこ...