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事例紹介

CASE

腐敗、臭気

摺動面油の見直しにより、他油回収率の向上・切削油の臭気削減につながった事例

導入前の課題:夏場での水溶性切削油のニオイや分離の発生・摺動面油の残留

導入後の効果:摺動面油の分離性が向上しオイルスキマーの回収率が向上したことで、臭気削減やベタつきが解消した。

お困りごと(導入背景)

機械設計製作、機械部品加工を行っている企業様からご相談いただきました。

こちらの企業様では、特に夏場において水溶性切削油にニオイや分離が発生しやすく、定期的に交換作業を実施していました。
機械にオイルスキマーは付いていたのですが、摺動面油が切削油によって乳化されやすく、クーラントタンクも800Lと比較的大きいことから摺動面油が回収しきれていませんでした。

お客様も機械の構造上当然のこととして、半ば諦めている状況でした。

選定理由

国内で数多の実績がある摺動面油で、切削油と混じりにくい(他油分離性に優れる)摺動面専用潤滑油を試しに使ってみることを提案いたしました。
無料お試し評価キャンペーンを実施中だったので、1缶サンプルを提供し、切り替えテストを実施していただきました。

導入後の効果

摺動面油の分離性が向上したため、ダーティー槽に設置のチューブスキマーの回収率が向上しました。そのため、クリーン槽に他油が進入しなくなり、クリーン槽に浮上油が出てこなくなりました。

摺動面油の回収率が向上したことで、クーラントの臭気低減、さらには機械やワークのべたつきも解消し、またクーラントの冷却性能も維持することができるため、安定した加工性能を保てるようになり、切削油の交換頻度も減らすことができました。

 

ダーティー槽設置のチューブスキマーの回収率が数段向上しました。

以前はクリーン槽まで侵入していた他油が回収され、切削油が本来のサラサラな状態になりました。

お気軽にお問い合わせください。

潤滑油、切削油などの提供から廃液の回収やリサイクルにいたるまで、
工業用油剤に関するお困りごとは長岡石油までご相談ください。

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