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コラム

切削油のニオイの原因とその対策方法とは?

いつもお世話になっております。
この度は、切削油のニオイの原因とその対策方法について解説いたします!
切削油のニオイにお困りの方はぜひご覧ください!

切削油のニオイ対策として有効な方法は多数ございます。
そのなかでも今回は、「混合油の除去」に焦点を当てて解説いたします。

混合油の除去について

混合油とは

油圧油、摺動面油、前工程の加工油など工程間で切削油に混入してしまう異種油のことを指します。

なぜ切削油の腐敗・ニオイの原因に?

混合油が混入すると、切削油のバクテリアが繁殖しやすくなったり、切削油のバランスが崩れやすくなることで、腐敗・悪臭、分離といったトラブルの発生しやすくなります。
そのため、切削油から他油を除去できるようなシステムの構築が必要となってきます。

切削油から混合油を除去するには?

切削油と他油が混ざりにくいかを検証する上で、使用している切削油、摺動面油の相性を踏まえた油剤選定が重要です。
混ざりにくい場合、右の写真のように切削油と他油がくっきりと分離します。

 

 

 

 

 

機械にオイルスキマーが付いているのに、混ざってしまうのは?

オイルスキマーを使用していても、使用している切削油と摺動面油との相性が良くない場合、オイルスキマーの回収率が悪い場合は、他油が除去しきれていない場合があります。その場合の対策としましては、
・分離性に優れる切削油、
または摺動面油を使ってみていただく。
・回収率の良い浮上油回収装置をご検討いただく。

 

 

 

 

 

 

事例紹介

事例1

業種:金属の切断、穴あけ、板金加工 設備:マシニングセンター

〇お困りごと
こちらの企業様では、従来より半透明タイプの水溶性切削油を使用しており、年に2回程度クーラントの更液作業を実施していましたが、それから2週間で半透明の液が白濁化し、べたつきと同時に液にカビや臭いが出ていました。
せっかく更液作業をしても半年後には再び更液が必要になっておりました。

〇提案内容
機械を確認したところ、摺動面油のクーラントタンク内への混入が多い上に、その油をクーラントが抱き込んでいました。
それがべたつきやカビ発生の原因になっていることが明らかになりました。
そこで、他油を抱き込みにくく、洗浄性に優れる水溶性切削油の使用を提案いたしました。
次回の更液作業の際、1台だけその切削油に入れ替えていただき、3カ月ほどテスト使用していただきました。

〇導入後の効果
今まではクーラントに抱き込まれていた摺動面油がクーラントの液面に浮いてくるようになり、摺動面油を取り除くことができるようになりました。
そのため、数カ月使用した後でも液が透明でサラサラとしたままで、カビや臭いも出なくなりました。
オペレーターが臭いを気にすることがなくなり、クーラントのロングライフ化にも繋がったことが好評で、他の機械にも展開していただいております。

事例2

業種:機械設計製作、機械部品加工 設備:マシニングセンター

〇お困りごと
こちらの企業様では、特に夏場において水溶性切削油にニオイや分離が発生しやすく、定期的に交換作業を実施していました。
機械にオイルスキマーは付いていたのですが、摺動面油が切削油によって乳化されやすく、
クーラントタンクも800Lと比較的大きいことから摺動面油が回収しきれていませんでした。
お客様も機械の構造上当然のこととして、半ば諦めている状況でした。

〇提案内容
国内で数多の実績がある摺動面油で、切削油と混じりにくい(他油分離性に優れる)摺動面専用潤滑油を試しに使ってみることを提案いたしました。
無料お試し評価キャンペーンを実施中だったので、1缶サンプルを提供し、切り替えテストを実施していただきました。

〇導入後の効果
摺動面油の分離性が向上したため、ダーティー槽に設置のチューブスキマーの回収率が向上しました。そのため、クリーン槽に他油が進入しなくなり、クリーン槽に浮上油が出てこなくなりました。
摺動面油の回収率が向上したことで、クーラントの臭気低減、さらには機械やワークのべたつきも解消し、またクーラントの冷却性能も維持することができるため、安定した加工性能を保てるようになり、切削油の交換頻度も減らすことができました。

さいごに

いかがでしょうか。
このように、切削油のニオイについては、切削油の選定で解決可能な場合がございます。
切削油ニオイについてのお悩みは、ぜひ下記フォームよりお気軽にお問い合わせください!

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