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事例紹介

CASE

変色、錆

最適な油剤選定で、アルミ材の変色を解消した事例

導入前の課題:アルミ加工向けで推奨されている水溶性切削油を使用していたが、部品の加工面に白いシミが発生

導入後の効果:加工したアルミ部品に一度もシミが出ることは無く、不良品をゼロに。

お困りごと(導入背景)

新潟県の光学機器等製造のお客様からお問い合わせを頂きました。
航空機部品のアルミ加工向けで推奨されている水溶性切削油を使用していましたが、部品の加工面に白いシミが出ていました。
特に切削油を新液に入れ替えた直後に多く発生し、その際はアルミ変色防止剤を添加することで対応していましたが、その後も不定期に白いシミが発生するので、次はいつ発生するかという不安感があり、添加剤を常備していました。
どの油剤を使用してもなかなかトラブルが解消せず、困り果てていました。

選定理由

ユーザー様からは、ステンレスも加工するので、アルミの変色を防止するだけでなく、難削材まで加工できる油剤を使用したいというご要望がありました。
そのため、弊社の今までの事例・実績の中から、アルミ、ステンレスの半導体部品加工で継続してご使用いただいている、アルミ対応の油剤をご提案いたしました。
ユーザー様からは、本当にシミの発生を解消できるのかと疑問視する様子も見えましたが、それだけの実績がある油剤ならば試したいと、まず1台で切り替えテストをしていただきました。

導入後の効果

切削油を新液に入れ替えた直後から、その後しばらく従来通りに機械加工をしている中で、加工したアルミ部品に一度もシミが出ることは無く、不良品がゼロになりました。
その結果、他の機械5台でもご提案した油剤に切り替えていただきました。
それから継続して2年間ご使用いただいておりますが、変色・シミによる不良は無く、添加剤を常備する必要も無くなりました。
ステンレスなどの難削材も問題なく加工できているので、満足のお声をいただいております。

 

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