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事例紹介

CASE

安全性、法規制対応

有機溶剤中毒予防規則に対応しながら、工程を短縮することに成功した事例

導入前の課題:トリクロールエチレンが有機溶剤中毒予防規則に抵触

導入後の効果:法規制に対応しながら、工程を短縮することに成功

お困りごと(導入背景)

新潟県の企業様からご依頼いただきました。
こちらの企業様は、切削加工後の部品をトリクロールエチレンで洗浄していましたが、トリクロールエチレンが有機溶剤中毒予防規則に抵触し、人体・環境に大きな影響が懸念されることと、納入先よりグリーン調達の指示があったことにより、代替を検討することになりました。
トリクロールエチレンは非常に洗浄力が高いことがメリットで、同等の洗浄ができる方法がなかなか見つからず、代替に困っていました。

導入後の効果

トリクロールエチレンと同等の洗浄力を発揮できる方法として、真空超音波洗浄乾燥装置+非有規則洗浄剤の導入を提案しました。
非有規則洗浄剤でも超音波洗浄を使用することで十分な洗浄力が維持できただけでなく、洗浄から乾燥まで自動で行えるようになりました。
また、トリクロールエチレンの使用時にはできなかった袋状部品の穴の中まで洗浄ができるようになり、中の切屑の除去や乾燥ができるようになりました。
さらに、洗浄剤は油性・水溶性の汚れを同時に洗浄できるタイプであるため、前工程で行っていた水切り工程をなくし、工程を短縮することもできるようになりました。
作業者も安心して使用できる環境をつくることができた上に、生産効率の向上にも繋がりました。

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