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【工業用潤滑油のお困りごと解決News】加工性向上&コストダウン(2022年9月号)

✅ 工具の購入費が高くなっている

✅ 加工精度が安定せず、不良が出る

✅ 難削材の加工がうまくいかない

✅ コスト削減の目標に届いていない

✅ カーボンニュートラルに貢献できる取り組みを探している

ベースとなる成分が金属表面への密着性に優れているため、非鉄金属から難削材まで幅広く加工できる。特にアルミ、鋼加工で面精度向上の実績あり。

加工時に発生するミストが少ないため、クーラントが目減りしにくく、水溶性切削油の原液使用量を低減できます。

こちらでは、シャフト、ナットなどの旋削・仕上げ加工で、加工精度が安定せず、材料のロットごとで求める面精度が出ないために、様々な水溶性切削油を試していましたが、なかなか理想とする面精度が出ていませんでした。そうした中で、切削油を従来より少し濃い目に使用してみることで多少は面精度が出るようになりましたが、一方でべたつき・持ち出し量の増加、作業者の手荒れといった別の問題も浮き上がっていて、かなり困っていました。

加工条件から求められる加工精度、切削油の使用濃度まで様々な視点から状況を伺ったところ、使用している切削油自体の性能が求められる加工精度に追いついていないことが見えてきました。そこで、同じくべたつきの少ないタイプの中で加工面への吸着性が良く、加工性能に優れる切削油を使用することで、通常の使用濃度で安定した面精度が出せるのではないかとご提案いたしました。面精度の向上に加え、加工時に発生するミストが少ないことで、使用液の持ち出しなどのムダが減らせることにお客様が興味を示してくださり、試しに機械1台でご使用いただきました。

切削油自体の加工性能が向上したことで、使用濃度を12%から9%に下げたのにもかかわらず、目視でもわかるほどに面精度が良くなり工具寿命が約1.3に延びました。さらに、作業者の手が荒れにくくなる、持ち出し量の低減で週に4回おこなっていた切削油の補充も2回で済むようになるなど、多くの側面から生産効率アップに貢献することができました。

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潤滑油、切削油などの提供から廃液の回収やリサイクルにいたるまで、
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