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【工業用潤滑油のお困りごと解決News】切削油の手荒れ対策(2022年5月号)

✅  切削油に触れると、手が荒れる作業者がいる

✅  なるべく人体に優しい油剤を使用したい…

✅  手荒れしにくい水溶性切削油を選んでいて、使用液がすぐに腐敗・劣化する・・・

浸透性により皮膚刺激が強いことや、洗浄性により皮脂が除去されてしまうことが原因として挙げられます。さらには、耐腐敗性やさび止め性を付与するために、刺激性の強い成分が切削油に含まれていることもあります。

そのため、適切な保護クリームの使用や入念な手洗いに加え、刺激性の弱い成分の切削油を使用することで対策を行います!

皮膚刺激を最小限に抑えた環境対応油剤刺激性の弱い成分を使用し、かつ加工性や洗浄性、消泡性、さび止め性に優れています。(※用途によりタイプが異なります。)

水溶性切削油を使用することで、現場の作業者に手荒れが出ていました。それにより、作業者から手が痛い、しみる、見た目が悪く人に見せられないといった声があがっており、改善できないかと考えていました。手袋の使用は、回転工具による巻き込み事故防止のため避けたく、結果として切削油を見直すことになりました。

現場でのヒアリングから使用中の油剤が浸透性に優れるタイプであり、皮膚刺激が強いこと、さらにはタンク内のクーラント濃度が適正より高いことが原因になっていることが見えてきました。

そのため、皮膚刺激性の弱い添加剤のみ使用、成分臭やべたつきも少なく、作業者にやさしい切削油をご提案いたしました。テストとして機械1台で入れ替え作業を行い、その後は切削油の手荒れ対策、腐敗・劣化対策サポートのために、濃度管理をお客様と一緒に実施いたしました。

以前の切削油を使用していた時に比べて、手荒れが明らかに無くなり、「切削油の選定でこんなに変わるのか」というご評価をいただきましたまた、切削油を変更しただけでなく、弊社担当者が日頃から現場でのフォローをさせていただいたことで、作業者の切削油に対する興味や管理意識が向上し、臭気や腐敗といったトラブルもなく、1年以上は入れ替えせずにご使用いただけるようになりました。

お気軽にお問い合わせください。

潤滑油、切削油などの提供から廃液の回収やリサイクルにいたるまで、
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