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【工業用潤滑油のお困りごと解決News】油性切削油の“消防法対策”(2022年3月号)

☑潤滑油を多く保有しているため、消防機関から指摘を受けるかも…

☑工作機械を増やしたいが、消防法の指定数量がネックで難しい…

☑危険物の管理負担を極力増やしたくない…

☑水溶性を使いたいが、加工トラブルが出ないか心配…

☑タンクが大きい加工機で、どうにか消防法対策できないか…

①加工性を落とさずに消防法対策が可能

②加工で発生するミスト量を削減できる

塩素が含有していないため環境にやさしい

引火の危険性ゼロで、夜間の無人運転

冷却性に優れ、高速機械加工に最適

べたつきが少なく、クリーンな作業環境に

以前から工作機械20台以上で油性切削油を使用していました。消防署の立ち入りがあり、危険物の指定数量を超えて切削油を使用していること、機械ごとの間隔が狭いことを指摘されました。対応として、危険物取扱者の選任や市へ届け出るのは手間がかかるため、火災のリスクが少ない油剤へ切り替えることを検討することになりました。

水溶性切削油に切り替えることで、加工性が低下することを心配されていました。そのため、機械の間隔が比較的狭く、火災のリスクが大きい場所は、重切削で実績多数の水溶性切削油に切り替え、一方で機械の間隔が比較的空いている場所は、現行油と同等の加工性を有する指定可燃物油剤に切り替えることをご提案いたしました。

そして、実際の加工でテストしていただいたところ、加工性の低下などの問題は見られなかったため、全設備を提案品に入れ替えることが決まりました。入れ替え作業の際、油性から水溶性へ切り替える機械については、残油が出ないように共洗いによるフラッシングまで実施した上で、新液を補充することをご提案いたしました。

工場のレイアウト変更、機械の稼働台数を減らさずに消防法の指定数量をクリアすることができました。切り替えから一定期間経過後も機械の不具合といったトラブルも出ていません。さらに、引火の危険性が無くなったため、安全な作業環境を構築することができて、夜間の無人運転でも安心して稼働することが出来るようになりました。

お気軽にお問い合わせください。

潤滑油、切削油などの提供から廃液の回収やリサイクルにいたるまで、
工業用油剤に関するお困りごとは長岡石油までご相談ください。

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