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【工業用潤滑油のお困りごと解決News】金属の錆び・変色トラブル対策(2024年7月号)

✅ 防錆油を塗っているのに錆びが出る

✅ 防錆油を使用すると、茶色い色相が残る

✅ 夏場に作業者が手で触った部分が変色する

✅ アルミや銅の部品に変色が出てしまう

✅ 防錆油にべたつきがあり、臭いも強い

どうして錆びや変色が発生してしまうのか?

発生原因①・・・・作業者が手で触った部分に錆び・変色が出ている場合

洗浄や拭取りで除去しきれなかった指紋などが錆びや変色を促進している可能性があります。

発生原因②・・・・防錆油を塗布した部分に錆び・変色が出ている場合

防錆油を塗布した部品を長期間保管した場合、油じみ油やけなどが発生する可能性があります。

特長①・・・・付着した汗や指紋を中和し、金属表面を錆びや変色から防ぎます。また、非鉄金属に対する防食性も有しています。

特長②・・・・金属表面に無色透明の極薄皮膜を形成するため、製品の外観を損ないません。

当社推奨製品の外観

テストピースに本製品を塗布した際の外観

<お困りごと・お問い合わせ頂いた背景>

水溶性切削油を使用する加工が主体の場合、錆びの心配が付きものです。そのため、切削加工後の部品は洗浄し、さらに防錆油を塗布していましたが、夏場で気温が高くなると、加工後の部品で作業者が汗をかいた手で触った箇所が錆びてしまうというトラブルが起こっていました。結果として、後々に出荷先等でのクレーム発生につながるケースがありました。

<弊社からのご提案>

一般的な防錆油では、汗の成分が中和できずに残ってしまいます。その汗によって錆びが誘発されるため、使用する防錆油を汗の成分に強いタイプへ切り替えることをご提案し、実際に使用していただきました。

導入後の効果

防錆油の切り替えのみで汗の付着による錆びの発生を防ぐことができ、これまでに錆びの除去に割いていた手間やコストが削減された上、汗が付着しないような工夫も必要なくなったため、生産効率を向上することができました。また、適切な期間内で防錆効果が維持されるため、出荷先からのクレームもありませんでした。

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潤滑油、切削油などの提供から廃液の回収やリサイクルにいたるまで、
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