【機械加工メンテナンス通信】夏前の“暑さ・熱対策”! 熱源の“省エネ対策”!【2019年5月号】
夏場に工場内でこのようなお悩みありませんか?
- 工場内の熱源の放熱が原因で熱い(暑い)・・・
- 屋根から熱が流入して、夏場、室内温度が上がる・・・
- 熱源の保温ができていなくて、エネルギーがもったいない!
- 冬場、熱源を昇温するのに時間がかかってしまう・・・
- 安くてすぐにできる省エネ対策を探している!
安価で簡単に施工・導入できる“遮熱シート”とは!?
この遮熱シートは、アルミ純度99%を使用した最大5層構造で、輻射熱を97%反射する。厚さは0.2mm~と超薄型を実現している。屋根に貼りつけることで屋根からの熱の流入を抑えることができ、ボイラー(蒸気配管)や炉、ヒーターなどの熱源へ直接貼り付けることで熱源から出ている放熱を抑制(遮熱)し、保温を行う。保温を行うことで熱源の省エネや温度が保ちやすくなる。断熱材の場合、伝導熱を伝え、放熱してしまうが、本遮熱シートでは遮熱することで効果的な保温が可能となる。
電気炉に全面貼り付けて54℃の放熱温度が29℃に!暑さ対策&省エネ25%も実現!
■某電子工業 電気炉
電気炉が発する54℃の放熱により、工場内の作業環境が悪化していました・・・
電気炉の表面温度が29℃に!その分、炉内に熱を閉じ込めることで25%の省エネにつながりました!暑さも改善!
炉内温度を上げる時間も確実に早くなっています!
蒸気を使用している殺菌器の放熱を抑制し、殺菌器の省エネ&保温!
■某食品工場 蒸気殺菌器
殺菌器の表面温度95℃以上あり、保温していないため蒸気のロスが生じていました・・・
表面温度が40℃以下になりました。放熱を抑制することで殺菌器の保温につながり、大幅な省エネを実現できました!作業環境も改善できています!
成型機(電気プレス機)のヒーターの放熱を抑制し、20%の省エネを実現!
■某自動車部品加工 成型金型
冬場、表面温度100℃の金型からの放熱によりエネルギーロスしていました・・・
ヒーターの表面温度100℃を25℃にまで低減!金型からの放熱を抑制して、20%の省エネを実現しました!
屋根裏に遮熱シートを施工!屋根裏温度が40℃越えていましたが、低減!
■某食品工場 屋根裏
折板屋根のため屋根の裏からの放熱で夏場の作業環境が悪化していました・・・
屋根裏温度を40℃以下にまで低減!昨年まで、工場内が40℃を越えていましたが、35℃にまで抑えることができました!