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【工業用潤滑油のお困りごと解決News】水溶性切削油の管理方法(2024年3月号)

水溶性切削油を使用する中で、このようなお困りごとはありませんか!?

水溶性切削油の全交換を頻繁に実施している

交換してから3ヶ月しか経っていないのに、べたつきが出てくる

切削油の使用量が多い

切削油を補給しても濃度が上がらない

ワークや機械が錆びることがある

なぜ濃度管理が重要なのか? ~錆・腐食の主な発生要因~

水溶性切削油には、それぞれ推奨濃度が決められています。水溶性切削油から発生する腐敗・臭気、べたつき、ワークや機械の錆・腐食は推奨濃度外で使用していたことが原因となる場合が多いです。適切な“濃度管理”をしておくことで、生産現場の様々なトラブルを改善できるだけでなく、切削油の液寿命も6ヵ月から11年から2年と延長することが出来るのです。

クーラントを毎日補給する前に、タンク内のクーラント濃度を測定してください。測定値に応じて、下記の対応策を実施していただくことがクーラントの長寿命化(生産効率の向上)につながります。

⇒ いかに優れたクーラントを使用したとしても、タンク内のクーラント濃度によっては、製品や作業環境に悪影響を及ぼす可能性がある

水溶性切削油の濃度管理で切削油の性能維持を実現した事例

~お困りごと~

使用している水溶性切削油が更液から6ヵ月ほどで変色し、機械に錆が発生するため、その都度液の更新を実施していました。対策として液の変色や機械の錆が発生しにくい油剤を何種類か試していましたが、大きな改善は見られない状況は見られず、諦めかけていました。

~提案と効果~

今までは切削油タンクに水のみを補給し、原液は適当なタイミングで補給していました。そこで、補給方法の見直しと濃度測定の実施を提案し、測定値に応じた適切な補給を実施していただいたところ、6カ月経過後も液変色や機械の錆びが発生しませんでした。更液の頻度も減り、年間の切削油購入量も削減できました。

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